「そろそろ食事にちょっと変化をつけたい…」
そんな時は、ハーブやスパイスを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
幼児期は、味覚がどんどん育つ大切な時期。ハーブやスパイスは、塩や砂糖に頼らずに風味豊かな食事を作れるだけでなく、栄養面でもメリットがたくさんあるんです。
なぜハーブ&スパイスが大事なの?
ハーブやスパイスを取り入れることで…
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いろいろな味を好きになれる
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野菜をもっと美味しく食べられる
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異文化の料理に親しめ
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健康的な食習慣が育つ
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自然な栄養をプラスできる
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塩分や砂糖を減らせる
など、メリットがたくさん!
いつから始めればいいの?
一般的には、8〜10か月頃から優しい味のハーブやスパイスを少しずつ試してOKとされています。
ただし、辛味や刺激の強いスパイス(チリなど)は1歳を過ぎてからがおすすめです。
初めての風味におすすめの種類
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柔らかいハーブ:バジル、パセリ、ミント、ディル
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マイルドなスパイス:シナモン、甘口パプリカ
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香りづけ:にんにく、生姜、タイムなど
少しずつ、楽しく味覚を育てよう
ハーブやスパイスの導入は「ゆっくり」「少しずつ」が鉄則。
1つの味をほんの少量から試し、子どもが慣れてから次の味にチャレンジしましょう。
▶ 食べ慣れている料理に少し混ぜてみる
▶ 1回に1種類だけ、新しい味を試す
▶ 反応を見る時間をあける(1〜2日)
赤ちゃんの食事は“慣れ”がとても大切。焦らず見守る姿勢が、味覚の幅を広げる第一歩です。
食事は“楽しい”が基本!
新しい味に挑戦する時こそ、雰囲気作りが大切。
親子で一緒に食卓を囲み、「これはどんな味かな?」とワクワクするような体験にしましょう。
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子ども用の食器やカトラリーで食べやすく
- 食事中はテレビやスマホはオフに
- 家族で一緒に食べる時間を大切に
おすすめ!はじめての味付けアイデア
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シナモン入りの“ホットクロスバン風おかゆ”
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フレッシュハーブをかけたトマトパスタ
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ターメリックを少し混ぜたごはん
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ミントを加えたフルーツサラダ
どれも簡単&身近な食材でできるので、すぐにチャレンジできますよ♪
偏食気味な子へのサポート
「新しい味はイヤ!」という時期は誰にでもあります。
そんな時は…
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ごく少量から試す
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少しでも食べたらしっかり褒める
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無理強いせず、プレッシャーをかけない
とにかく「楽しい食事の時間」を大切にしていきましょう◎
⚠ 安全面の注意も忘れずに
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塩分の高い調味料(塩ベースのふりかけ等)は避けましょう
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辛いスパイスは1歳以降から
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アレルギー反応(発疹、下痢、呼吸の異常など)に注意
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最初はごく少量からスタート&必ず様子を見て
「食べる楽しさ」を育てよう
味の冒険は、子どもが自分で食べる力や好奇心を育てる大きなチャンス。
ハーブやスパイスを取り入れた食事を通じて、「食べること=楽しいこと」と感じてもらえたら嬉しいですね♪